2月2日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、亀谷和久(国立天文台)が案内役を務め、ゲストに川越至桜さん(東京大学生産技術研究所)をお迎えしてお送りしました。

本日のショーは昼頃の科学技術館前からスタート。時間を進め、本日の夜に見える星を紹介していきました。
その後、宇宙へ飛び出し、太陽系の星をめぐり、さらに遠くの銀河の世界まで宇宙旅行をしました。

続いて本日の「ゲストコーナー」へ。
ゲストの川越さんには「星の爆発と私たちの深ーい関係?!」というタイトルでお話をしていただきました。
星には一生があり、オリオン大星雲のようなガスやチリの雲から星が生まれ、年老いてくると、赤く大きくなり、太陽の10倍以上の質量をもつ星は、最後には超新星爆発という大爆発を起こします。
超新星爆発は、地球から近い星の場合だと昼間でも見ることができることもある非常に大きな爆発です。
この超新星爆発の際に、ニュートリノや重力波、超新星残骸などの様々なものが宇宙空間へまき散らされます。
星の残骸である超新星残骸は、新しい星のもととなります。
1987年の観測では、小柴昌俊さん(東京大学名誉教授)が超新星爆発から放たれたニュートリノの観測に初めて成功し、2002年にノーベル物理学賞を受賞しました。
ニュートリノは超新星爆発を起こす星の中心から出るもので、そこから地球までどのように通ってきているかを調べることで、超新星爆発のメカニズムの解明ができるのではないかという研究を川越さんは行っています。
さて、星はそもそも何でできてるのでしょうか。
星は、主に水素でできており、核融合反応によりヘリウムが作られます。超新星爆発を起こす星はさらに、炭素、酸素、マグネシウム、ケイ素、鉄など星の中心で様々な元素を作り出しています。
私たち人間の体は酸素や炭素、水素、窒素などから作られています。これら水素以外は星の中で作られた元素ばかりです。
なぜ星の中で作られた元素が私たちの体にあるのでしょうか。
それは、超新星爆発でまき散らされた残骸から地球がつくられ、そこから人間が誕生したからです。
つまり、私たちは星屑から生まれたということです。
そのため、超新星爆発のヒミツを知ることで、私たちの遠い遠いルーツを知ることにつながるのです。

ゲストコーナーをもって本日のライブショーは終了しました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお呼びして科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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