8月24日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、野本知理(千葉大学)が案内役を務め、お送りしました。

今日のライブショーは「分子の世界」のコーナーから始まり、「恒星間飛行」
「重力の不思議」
のコーナー上演を行いました。

「分子の世界」のコーナーでは、水やアルコール、さらに身近な調味料がどのような分子で作られているのかを紹介しました。
また、食塩の分子の紹介では温度を-100℃まで下げて分子の運動が小さくなったり、800℃やそれ以上まで上げて分子の運動が活発になる様子をシミュレーションし、分子の振る舞いを観察しました。
身近な分子を手を挙げて当てる際に、多くの子どもたちが頑張って考え、発言をしていました。

「恒星間飛行」のコーナーでは、場所や時代などによって星の見え方が変わるということを紹介しました。
例えば、地球から一番近い恒星といわれているケンタウルス座のα星から見える星空は、地球から見える星座と違って見えます。
冬の大三角を構成する星であるおおいぬ座のシリウスはそこから見ると、オリオン座のベテルギウスのちょうど隣にあるように見えます。
さらに、速さによっても星の見え方は変わります。
宇宙をアルデバランの方向に向かって、光の速さで進むと、星は前方に見えるようになり、星が青白く見えるようになります。

最後の「重力の不思議」のコーナーでは、太陽系の惑星の名前あての後、重力にまつわる3つの実験をシュミレーションを行い観察しました。
1つ目はある日突然地球の速さが速くなってしまったら1年の長さはどうなるのか。
2つ目では突然太陽が消えてしまったら惑星たちはどうなってしまうのか。
最後に太陽が大量出現した場合太陽系の星たちはどのような動きをするのか、をそれぞれ観察し、本日のライブショーを終えました。

太陽が大量出現するシュミレーションでは、太陽や地球などの惑星が不思議な動きをするので子どもたちが楽しそうにしていました。
また、ライブショー中に発言をして、お土産名刺をもらっていた子どもたちは、とても嬉しそうでした。
考えて、恥ずかしいながら頑張って発言をすることは良い事ですよね。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお呼びして科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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