11月30日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は,平松正顕(国立天文台)が案内役を務め、お送りいたしました。

本日のライブショーは「本日の星空」から始まり、本日の夕方にここ科学技術館からみえる木星や金星、土星を紹介し、秋の星座である、ペガスス座やアンドロメダ座を見ていきました。
ペガスス座の中には、ペガスス座51番星があります。この星のまわりには、惑星があります。今年ノーベル物理学賞を受賞したミシェル・マイヨール氏とディディエ・ケロ―氏が1995年に見つけたはじめての系外惑星の場所を、みんなで確認しました。
また、東の空には冬の星座が見え始めており、代表的な星座の、オリオン座やおうし座なども見ることができました。

続いて、「太陽系の姿」のコーナーでは、地球を出て太陽系の内側から順番に惑星を紹介しながら太陽系の外まで飛び出しました。
今年8月に発見されたばかりの「ボリソフ彗星」は、恒星間天体という珍しい天体であり、来月には地球に3億キロのところまで近づくということで、コーナーの中で紹介しました。

「ゲストコーナー」では、「渦巻銀河を作るには」というタイトルで、東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター 助教の江草 芙実さんにお話しいただきました。
宇宙に様々ある銀河は、渦巻型や楕円型、レンズ型など、複数の形に分類されています。
今から60億年前の宇宙では、渦巻型の銀河は全体の3割程度しかありませんでした。しかしながら、現在の宇宙では、渦巻銀河は7割近くもあります。
その渦巻模様のでき方には色々ありますが、大きく分けると、星が交通渋滞をおこすようにしてできる「密度波渦巻腕」と、腕ができたり消えたりを繰り返す「動的渦巻腕」の2種類があると考えられています。
銀河の形成には、何億年という時間を要しますが、ずっと観測し続けることはできません。
そこで、江草さんは、星の材料であるガスと、生まれたばかりの星の位置を比べることで渦巻のでき方に迫る研究をしています。

最後は「宇宙の果てへ」。天の川銀河も飛び越え宇宙の大規模構造を紹介しました。様々な銀河を通り抜けて、宇宙の広さを実感した後、再び地球に戻り今回のライブショーは終了しました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお呼びして科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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