1月29日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」では、矢治健太郎(自然科学研究機構 核融合科学研究所)が案内役を務めました。
最近の核融合科学研究所の研究成果では、ホウ素粉末をふりかけるとプラズマの温度が上昇することを明らかにしました。

「太陽系の姿」のコーナーでは、各惑星の紹介に加えて、小惑星リュウグウについての説明がありました。
はやぶさ2が持ち帰ってきたサンプルの一部は、現在カタログとして公開されており、一般の方でも、画像や重さを見ることができます。

そして、国立天文台の太陽観測科学プロジェクトが国内外に向けて発信した2021年の報告動画を見ました。
去年の10月に科学衛星「ひので」が10周年を向かえたこと、打ち上げられ太陽観測衛星「CLASP2」とそれによる研究成果がNASAに表彰されたことなど様々なイベントが目白押しでした。

「銀河宇宙の世界」では、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡についての話がありました。
人工衛星にしては珍しくNASAの2代目長官の名が名付けられており、つい先日には、地球や太陽の熱の影響を受けにくい軌道地点に到着しました。
そこは地球からおよそ140万㎞で、月と比べても約4倍離れています。
また、望遠鏡が宇宙空間で展開されていく様子は非常に複雑でした。今年の夏から本格的な観測を始める予定です。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々な案内役が科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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