10月22日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、亀谷和久(情報通信研究機構)が案内役を務めました。

まず「本日の星空」のコーナーでは、わし座のアルタイル、こと座のベガ、はくちょう座のデネブからなる夏の大三角や、天の川を紹介しました。これらは夏に見られる印象ですが、10月中旬の本日も西の空で見ることができます。ほかの季節に比べて秋の空は明るい星が少ないです。秋の星座の中で明るく見える星のフォーマルハウトや、木星や土星といった惑星も紹介しました。

続いて「太陽系の姿」のコーナーでは、まず地球を飛び出して月の軌道について説明しました。次の満月の日である11月8日は、皆既月食と天王星食が見られます。皆既月食は、太陽からの光によってできた地球の影の中を月が通過するときに見られる現象です。このとき月は赤黒く見えます。今回の皆既月食では同時に天王星食も見ることができるという珍しい機会です。ぜひこの日は夜空を眺めてみてください。その後太陽系の惑星を紹介し、さらに遠く離れて銀河の集団が作り出す、宇宙の大規模構造を見ていただきました。

「重力の不思議」のコーナーでは太陽系の動きについて、実験をしました。太陽系の惑星は、太陽との距離に応じてさまざまな速さで運動しています。そこで地球の運動を速くしたり、太陽を消したりすると惑星はどうなるのかを見ていきました。太陽を増やすという実験では、惑星たちの予測のできない動きに会場は非常に盛り上がりました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎回さまざまな科学の話題をお送りしています。ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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