12月10日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」では野本知理(千葉大学)が案内役を務めました。

「分子の世界」のコーナーでは、『味』を会場の皆様と予想しながら、酢酸やグルタミン酸などさまざまな調味料の分子の形を見ていきました。また、塩化ナトリウム(食塩)のシミュレーションで、温度によって分子の運動の激しさが変わっていく様子を見ていきました。複雑な分子の形や動きに、会場では大人のみなさまからも驚きの声が上がっていました。

「恒星間飛行」のコーナーでは、他の恒星から見える星空や、遠い過去の星空を見ていきました。この星空は、人工衛星が恒星の位置や明るさ、進行方向を観測したデータから再現しています。また、光速の80%の速さでおうし座のアルデバランに行くときの星の見え方や、宇宙船内と地球での時間の進み方の違いも紹介しました。

「重力の不思議」のコーナーでは、太陽系についてのさまざまなシミュレーションを行いました。地球の速さが大きくなったり小さくなったりした時の1年の長さや、突然太陽が消えてしまった時の惑星の動きを予想しながら見ていきました。太陽を複数出現させるシミュレーションでは、会場のみなさまに出現する太陽の位置や進行方向を決めていただき、太陽や惑星同士の先が見えない動きを楽しみました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎回さまざまな科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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