12月25日@科学技術館 クリスマスオーロラ特別番組

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本日の案内役は片岡龍峰(東京工業大学)で、オーロラ講演会の一環としてオーロラ特集をお送りしました。
まずユニバースで見られるオーロラを一通り見ました。
オーロラには様々な種類があります。クリスマスカラーである赤と緑が光っている場合は酸素が光っています。青とピンクは窒素が光っています。形もいろいろです。渦を巻いている
スパイラル、徹夜して明け方にやっと見られるパルセーティングなど楽しみました。パルセーティングオーロラ(点滅するオーロラ)はあまり見る機会が多いものではありませんが、ユニバースでは見られます。立体視できるオーロラもあります。
肉眼ではオーロラをみたときにはオーロラが浮き上がって立体的に見えることはありませんが、ユニバースでは特別な方法を使ってオーロラを撮影し立体視用のメガネをかけると立体視できます。おまけとしてユニバースではアラスカに置いてあるカメラからリアルタイムでオーロラが見られることもあります。本日は曇っていて見ることができませんでしたが、
運がよいと見られるかもしれません。
オーロラの原因についても見てみました。太陽からくる熱いプラズマの風(太陽風)が原因です。このプラズマはなんと新幹線の4000倍で地球に向かって吹いているそうです。太陽から地球まで太陽風が届く様子も見ました。
とてもきれいなオーロラを見てみたいけど海外まで見に行けない、という方、是非一度ご来場ください。