本日の科学ライブショー「ユニバース」は、平松正顕(国立天文台)が案内役を務めました。
去年の2月22日を最後に、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、科学技術館での上演はお休みしていましたが、今回は1年8カ月振りの科学技術館での上演となりました。
ライブショーは本日も科学技術館からスタートし、今夜の科学技術館で見える星空や惑星を紹介していきました。太陽系の惑星である金星、木星、土星と、秋の代表的な星座であるペガスス座やみなみのうお座を見ていきました。また、天の川の紹介や、すでにおうし座のような冬の星座も見られることも話しました。
次に、来月の11月19日にある部分月食の紹介をしました。この月食は皆既食に近い部分月食です。
晴れれば、日本全国で見ることができ、科学技術館のある東京では月食が始まってから月が昇ってくるそうです。
続いて地球を飛び出し、太陽系から天の川銀河、さらに宇宙の大規模構造までの様子を紹介しました。
そして、チリにあるアルマ望遠鏡と、望遠鏡を使った研究の紹介をしました。アルマ望遠鏡は今年で観測開始10周年を迎えました。アルマ望遠鏡で星が生まれようとしている場所を観測した話や、へびつかい座の方に生命の材料であるアミノ酸の素である有機物があるという話、更には132億8000万年前の銀河に関する話をしました。
最後に、宇宙の大規模構造から再び地球へ戻ってきたところで、今日の科学ライブショーを終えました。
科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々な案内役が科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。