5月28日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、亀谷和久が案内役を務めました。

最初は科学技術館の正面入口の写真から始まり、本日見える星空について紹介しました。
春の代表的な星座であるしし座やおおぐま座、うしかい座、おとめ座などを見ていきました。

続いて地球を飛び出して、地球の周りを回っている国際宇宙ステーションを紹介しました。
国際宇宙ステーションは地上から見ることができます。JAXAのホームページ「きぼうを見よう」には、国際宇宙ステーションが見える場所と日時が載っているので、ぜひ検索してみてください。

国際宇宙ステーションのように、地球の周りを回っている人工衛星は他にもたくさんあります。
天気予報などに用いられる気象衛星ひまわりや衛星通信、衛星放送、ケータイやカーナビの位置情報に使われるGPS衛星など、さまざまな人工衛星によって私たちの生活は支えられています。

続いて
「太陽系の姿」
のコーナーでは、太陽系の星たちを内側から紹介しました。

その後太陽系を離れ、天の川銀河全体を眺めました。
天の川銀河は、太陽のような星が1千億もある、星の大集団です。
先日5月12日に、天の川銀河の中心にあるブラックホールの撮影に初めて成功した、という成果が発表されました。
これは「イベント・ホライズン・テレスコープ」で撮影されました。
電波で観測する望遠鏡は世界中各地にあります。それらが協力して、同時に同じ天体を観測して、各地のデータを合成することで、「イベント・ホライズン・テレスコープ」という地球サイズの仮想望遠鏡となり、ブラックホールのような小さな天体も観測することができるそうです。

さらに天の川銀河から遠ざかって、様々な銀河を通り抜けて、宇宙の果てまでの様子を紹介しました。

再び地球に戻って、最後は
「重力の不思議」
のコーナー。
太陽系の惑星の軌道やスピード、回る方向などの運動の特徴を紹介した後、「もし地球の進むスピードを速くしたら」、「もし太陽が消えたら」、「太陽が複数現れたら」をシミュレーションで実験し、太陽系の惑星の動きを楽しんだ後、本日のライブショーを終えました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎回さまざまな科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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