9月24日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」では亀谷和久(情報通信研究機構)が案内役を務め、ゲストに大西輝夫先生(情報通信研究機構)を迎えてお送りしました。

まず星空に関する話題です。秋分の日も過ぎましたが、夏の大三角をもう少し見ることができます。また、東の空から南の空にかけて、土星と木星を見ることができます。土星と木星は、望遠鏡などを使えば縞模様や環を見ることができます。また11/8には皆既月食が見られます。皆既月食とは太陽・地球・月が一直線に並び、地球の影が月に映ることで月が欠けて見えるようになります。19時16分から20時42分まで皆既月食が見られるので、当日は晴れるといいですね。

「ゲストコーナー」では、大西輝夫先生に「身の回りで使われている電波ってなんだろう?」と題してお話ししていただきました。
電波は一体何に使われているのでしょうか?電波は、携帯電話やラジオ、電子レンジ、電波時計など様々な場面で日常的に使用されています。そもそも電波とは、電磁波の一種であり、周波数(Hz(ヘルツ))で区別されています。電磁波は電波の他に可視光線やX線なども含まれています。
ではどうしてスマートフォンなどで電話ができるのでしょうか。まず、スマートフォンの電源を入れると近くの基地局経由で場所を登録します。電話をかけることで、相手の電話の基地局に通知が行くことで、相手に電話がかかる仕組みになっています。電波は、一般的に球状に広がっていきます。しかし、金属の板など障害物がある場合は電波を通さないため、隙間などから電波が回り込むことで、電波が伝わっていきます。
現在、身のまわりの電波を測定するプロジェクトを行っているそうです。電波を測定するには特別な機器を使用し、定点測定や車で移動しながら測定をしています。
日常的に使っている電波について、詳しく知ることができたのではないでしょうか。

他にも「太陽系の姿」のコーナーで太陽系だけでなく宇宙の果てまでみなさんをご案内しました。「重力の不思議」では、地球の速度を変えたり、太陽を増やしたりすることで、太陽系の惑星がどのような運動をするのかのシミュレーションをしました。とても不思議な運動にみなさんとても驚いていました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎回さまざまな科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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