4月27日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」では、矢治健太郎(JAXA宇宙航空研究開発機構)が案内役を務めました。

まず「太陽系の姿」では、太陽系の惑星たちを紹介しました。
大型連休初日という事もあり、多くの方にご来館頂きクイズ形式で太陽系の惑星たちについて見ていきました。
木星の大赤斑が1周するまでの時間はどのくらいか?惑星それぞれの英語名の由来などと子どもから大人まで楽しめる活動で盛り上がりました。

「最近の太陽の活動」では、今朝観測された太陽の様子をご覧いただきました。
4月20日に黒点が多く観測された画像を見たり、黒点の見える数が周期的に変わっているという事を紹介しました。
来年に太陽活動極大期を迎えるので、もっとたくさんの黒点の出現に注目です!

「今晩の星空」では、今日の20時頃に見られる夜空の紹介をしました。
西の空には冬の代表的な星座のオリオン座やおおいぬざ、こいぬ座、東の空には春の代表的な星座の北斗七星、しし座、かみのけ座など神話の話などを交えながら紹介しました。

「2026年まで待っててね!火星衛星探査計画MMX」と題して、MMXプロジェクトの紹介をしました。火星の衛星フォボスに探査機が着陸し、フォボスの表面のサンプルを採取して、火星の衛星の起源を探ぐり、火星圏への往還技術の獲得などの目的のため2026年に打ち上げが予定されています。
フォボスに探査機が着陸し、地球に帰還するまでの様子の動画を見たり、探査機に搭載予定のカメラの紹介などを行いました。
2026年の打ち上げが楽しみです!ぜひ応援してください!

最後の「宇宙の果てへ」では、地球を出発し、太陽系、銀河系も離れていき、宇宙の広がりについて紹介しました。宇宙の果てまで行くと我々の住む地球はとても小さいという事を確認しました。宇宙の大規模構造で見られる空白はいまだ観測されていない領域で、今後の観測により、詳細が明らかになっていくことが期待されています。

科学ライブショー「ユニバース」では毎回さまざまな科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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