6月20日@科学技術館

投稿者:

本日のライブショーは亀谷和久(東京理科大学)が案内役を務め、お送り
しました。
最初は地上から見た星空を紹介しました。西の空を見上げると、春の星座で
あるしし座やおとめ座が、東の空には夏の星座であるさそり座やこと座などが
見えました。また、今は西の空に木星と金星がとても近くに見えます。今夜は
そこに細い月も加わります。ぜひ実際の空を見上げてみてください。
次に地球を飛び出し、太陽系内を飛び回りながら、順番に惑星を見ていきました。
その後、宇宙の果てまで宇宙旅行を楽しみました。
「ゲストコーナー」では映画監督・天体写真家の上坂浩光さんに「美しい
天体写真を目指して〜すばる望遠鏡HSCで撮影されたアンドロメダ銀河〜」
というタイトルでお話いただきました。上坂さんはさまざまなドーム映像を
作っていらっしゃり、最新作の「はやぶさ2」の予告編を見せていただきました。
その後、本題であるすばる望遠鏡のHSCで撮影されたアンドロメダ銀河の画像
処理についてお話しいただきました。HSC(Hyper Suprime-Cam)は最先端の
補正光学系を備えていて、とても高い解像度で収差の少ない画像を撮影することが
できます。上坂さんは、その画像を
1.カラーバランス調整、2.デジタル現像、3.画像調整
という3つの処理をすることでとてもきれいな画像を作成しました。科学的で正確な
画像も大切ですが、見て楽しめる画像も大切にしていきたいそうです。
ユニバースでは毎週さまざまな科学に関する内容を紹介していきます!
ぜひ友達やご家族と一緒にシンラドームへお越しください。