12月1日@科学技術館

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クリスマスまであと数日です。欲しいプレゼントは決まりましたか?今年は、星を見る道具、たとえば望遠鏡をお願いしてみてはいかがでしょうか?
それを使って楽しむ方法を「太陽系の姿」で紹介しました。望遠鏡をもらったら、20時に東の空を見上げてみてください。狩人の”オリオン”が、隣の大きな”おうし”と格闘しているのがご覧いただけるかと思います。

その北側の”ふたご座”には赤く輝く星があります。火星です。12月20日に火星は再接近します。次に近付くのは2年2ヶ月後ですので、ぜひこの機会に望遠鏡を覗いてみてはいかがでしょうか?
「ゲストコーナー」では、東京大学の上野宗孝さんにお越し頂き、「金星探査でGo!」というタイトルで、お話しして頂きました。水星・金星・火星は私たちの地球と仲間の星です。しかし、今では生物が住める環境にあるのは地球だけ。なぜ、このようになったのでしょうか?この疑問を解決するため、日本は金星へ探査機を打ち上げます。5つのカメラを搭載した探査機は、肉眼では見えない、地表の様子を観測することができます。2010年、金星探査機”PLANET-C”が地球の謎を解いてくれるかもしれません。3年後のクリスマスも楽しみですね。
図:東京20時の東の空