10月25日@科学技術館

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 今日は太陽にクローズアップしたショーでした。案内役は矢治健太郎(立教大学)です。「太陽系の姿」では、太陽観測衛星「ひので」や国立天文台で撮影された様々な太陽の姿を紹介しました。
 可視光による太陽画像では、1週間ほど前に黒点は1つしかなく数日前では何もないまっさらな太陽の姿を見ることができました。現在は太陽の活動がおとなしい極小期だそうです。さらに日本列島の形をした黒点やフレアの動画に加えて迫力満点のプロミネンス全天周動画を紹介しました。地上では大気に邪魔されて見ることのできない太陽表面の非常に細かい様子を「ひので」では鮮明にとらえることができます。
 月と並んで私たちとなじみ深い太陽ですが、「ひので」からの映像からまだまだ私たちの知らない姿を改めて知ることができました。これからの「ひので」の成果にも期待したいですね。