10月10日@科学技術館

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台風も去り、3連休の1日目はいかがお過ごしですか?
土星といえば、特徴的な「輪」がありますが、今週さらに大きい輪が発見されました。NASAの赤外線天文衛星スピッツァーによると、もし地球から目で直接見られるとしたら、満月の2倍もある輪が土星のわきに見えるそうです・・・!
土星には太陽光があまり届かず、ちりと氷でできた輪は可視光による観測が大変困難でした。しかし、赤外線を用いると今まで見えてこなかったものも見えてくるようになります。
南米チリにて日本・北米・欧州にて共同国際計画として進められている巨大電波望遠鏡「ALMA」は、可視光では見えない宇宙の姿を観測することを目的にしています。ALMAは66台以上のアンテナから構成されますが、先月18日に日本が最初の1台目を一番乗りで設置しました。
私たちの太陽系もまだまだ分からないことだらけです。2012年完成予定の「ALMA」に期待しましょう。