2月27日@科学技術館

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本日の「ユニバース」は案内役は伊藤哲也(国立天文台)が務め、ゲストとして本田充彦さん(神奈川大学)をお迎えしてお送りしました。
最初に今日の星空と太陽系の姿を眺め、「ライブ天体観測」を行いました。今日の画像は小惑星とM65、M66でした。小惑星が後ろの天体に対して動いていることを確認しました。
「ゲストコーナー」では本田充彦さんが、「すばる望遠鏡を使って惑星形成現場の氷を探る」というタイトルで、惑星が作られる場所についての話をしました。
始めにシミュレーションによる太陽系の姿と比較しながら惑星形成の理論についてを紹介しました。本田充彦さんは、この惑星形成の理論が正しいかを確かめるために、すばる望遠鏡を使って太陽系外の惑星形成現場の観測を行っています。その結果、惑星形成現場であると考えられる原始惑星系円盤の中心にある星から離れた場所に、理論で示されていた氷があることを確かめることができました。そして今は、原始惑星系円盤の中心の星の近くで惑星形成の理論が正しいかを確かめているそうです。
「ゲストコーナー」の後、国際宇宙ステーションの紹介をしました。迫力ある映像に子供たちは夢中になっていました。