2月19日@科学技術館

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本日は案内役に伊藤哲也(国立天文台)、ゲストに寺田慶太郎先生(日本建設産業職員労働組合協議会)をお招きしてお送りしました。
まず、今夜見える星座や惑星の紹介をしました。それから地球を飛び出て、太陽系の惑星を順番に紹介していきました。太陽と地球、そしてそれぞれの惑星の位置から、その惑星の見える時間帯や満ち欠け等を分かりやすく説明しました。さらに、太陽系を離れ天の川銀河から宇宙の果てまで、宇宙の構造の簡単な説明を交えながら、宇宙を散歩しました。
「ゲストコーナー」では「くらしを支える建設のしごと」を題に、身近な建設のお話をして頂きました。クイズを導入として、建設の仕事が私たちのくらしにどう関わっているのか、どんな影響をもたらしているのかを分かりやすく話して頂き、またもし道路や電車、港、発電所といったものがなかったら等の「もしも」のお話をされました。
自然災害の多い日本ですが、その自然災害から命を守るのも建設の仕事です。その一例として、鉄筋コンクリートがあります。この鉄筋コンクリートの構造を、実験を交えて説明し、コンクリートと鉄筋が合わさることで、より耐久性のある材料になることを具体的に示して
頂きました。
蛇口を捻ると当たり前のように綺麗な水が出たり、豊かで便利な生活が普通に行えるのは、この建設のしごとがあるからです。日々の生活は勿論、災害等の非常時にまで建設のしごとが私たちを支えていることを、改めて知ることが出来たと思います。
最後に、国際宇宙ステーションのお話をしました。国際宇宙ステーションの船長に、新しく日本人が選ばれたことなどを、本日は細部にわたって説明していきました。皆さんは19日から21日の夜に、日本から国際宇宙ステーションが見られることをご存じでしょうか?
ぜひ機会がありましたら夕方に空を眺めてみてください。