10月6日@科学技術館

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普段、望遠鏡や顕微鏡を使っても、目で見える物の大きさは限ら
れています。本日のユニバースでは、そんな枠を飛び越えて
大きな世界から小さな世界まで覗きました。
まず、小さな世界から。人間の身体をつくっている水の分子は
身体の中に1兆個・・・の1兆倍以上!自分の一部や普段飲んでいる
水がこんな「く」の字の形をしたものの集合だなんて想像もつきません。
水から始まり、お酒に入ってるエタノール、食酢の酢酸、砂糖、
食塩の結晶など、身近にある様々な物が実際には振動して
いるんですね。スモールライトがあったらこんな世界を見る
ことが出来るのでしょうか?
さて、小さな世界を堪能した後は、大きな世界。いきなり
ドームスクリーンに現れたのは火星の表面。キュリオシティが
撮影した映像を360°のスクリーンで映し出したものです。
赤茶色の風景が目の前に広がり、自分が実際に火星にいるような
気分を味わえました。火星を飛び出し、宇宙へ。太陽、水星、
金星、地球・・・と太陽系を巡った後は、実際の宇宙では
起こり得ない世界を体験します。
ある日、地球の進む速度が今よりも少し遅くなったら?もしも
太陽がなかったら惑星はどうなるの?逆に太陽が増えたらどうなる?
そういった「もしも」について、一つずつ再現してみました。
どちらも実際には体験することが出来なくて、自分で考え始めたら
夜も眠れなくなるような世界。そんな世界を体感したくなったら
ユニバースへお越し下さい!