10月25日@科学技術館

投稿者:

本日の科学ライブ・ショー「ユニバース」は野本知理(千葉大学)が
案内役を務め、上演いたしました。
はじめに「立体オーロラ」を上映しました。このオーロラは
2つの離れた撮影地点にカメラを置いて撮影したものです。酸素
原子によって、赤や緑の光を発することで私たちの目に届いています。
オーロラに続いてのコーナーは「分子の世界」でした。調味料や様々なビタミンの
分子、さらには食塩が蒸発をする様子をシミュレーションでご覧に入れました。
「ライブ天体観測」のコーナーでは、アメリカのヤーキス天文台で撮影
した写真が紹介されました。今回は残念なことに曇りだったので、
先週撮った球状星団M15、ふくろう星雲M74、渦巻銀河M94、2014URという
小惑星とヤーキス天文台の夜の様子を写した動画を紹介しました。
今回見た小惑星は地球と月との距離のなんと3倍のところを通過したそうです。
とても近いですね。


M15.png
図:M15
M74.png
図:M74
M97.png
図:M97
asteroid.gif
図:2014UR

最後のコーナーは「重力の不思議」でした。「地球の速さがもし少し
だけ速くなったらどうなるか」や、「太陽の数が増えるとどうなるか」を
コンピュータでシミュレーションしてみました。おもしろい結果を見ることが
できます。結果はぜひ来て確認してみてください。
ユニバースでは様々な科学に関する話題を紹介しています。
是非、シンラドームに足を運んでみてください。