12月20日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は片岡龍峰(国立極地研究所)が案内役を務め、
「オーロラ特番」をお送りしました。
まず「立体のオーロラ映像」を見ました。宇宙から撮られたオーロラの映像を交えながら、
オーロラのしくみを紹介しました。
「ゲストコーナー」では株式会社リコーの吉川博美さんにお越しいただき、「360度カメラで
世界を見る」というタイトルでお話しいただきました。1ヶ月前にオーロラを撮影しに
アラスカへ行ったときの話でした。360度撮影できる特殊なカメラを持って行き、まるで
現場にいるかのような大迫力の写真や動画を見せていただきました。オーロラを撮影する
設備の様子やアラスカ大学内にある博物館の3mくらいある巨大な熊のはく製、
トナカイのステーキを食べている様子など、日本ではなかなか見られない風景でした。
カメラの周りにパンをまいて鳩がパンを食べている様子を、まるで小人になったような
感覚で見られるおもしろい映像もありました。360度カメラならではの映像ですね。
今後、吉川さんはカメラの性能を上げ、星空やオーロラも綺麗に撮影できるようにして
いくそうです。
最後には、地球から離れ宇宙旅行をしました。地球から見える星座の星たちは
広い宇宙の中のとても近い位置にある星であることがわかりました。数ある
星の中でもクリスマスカラーである緑と赤のオーロラが見えるとわかっているのは
今のところ地球だけだそうです。
科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお招きして、
楽しい科学の世界を紹介しています。ぜひお越しください。