8月27日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は大朝由美子(埼玉大学)が案内役を務め、
ゲストに大浜晶生さん(名古屋大学)をお迎えしてお送りしました。
さて、昼間に星を見るにどうすればよいでしょうか?
まずは、昼間に見える星「太陽」の紹介からスタート。埼玉大学で先日観測された
4種類の太陽の写真を見比べてみると、黒点が見えるものと見えないものなど、その姿は
様々でした。太陽が放つ光の種類によってどんな太陽が見えるのか、皆さんも調べて
みてくださいね。
続いては、シンラドームの時間を進めて夜に見える星々を紹介する「本日の星空」
東京ではおよそ何個の星が見えるのか?というクイズには、十数個や一万個といった
答えが上がりました。実際に何個見えるかは、自分の目で実際の星空を見て数えて
みましょう。今の時期は西の空に見える火星、土星、アンタレスの共演も素敵ですよ。
さらに、昼間の日本の裏側に位置する、夜中のアメリカから星を紹介。
「ライブ天体観測」のコーナーです。ヤーキス天文台にいるコリーさんと中継をつないで、
土星と二つの星雲の写真を紹介していただきました。星が誕生している現場と、
死にゆく姿を見ていきました。
「ゲストコーナー」では、同じく地球の裏側にある南米チリと中継をつなぎました。
「なんてん2望遠鏡で見る巨大な星団の誕生」と題して、チリで天体観測をされている
大浜さんにチリで見える星空や天の川の写真・動画、赤茶色の乾燥した土地にある
「NANTEN2」望遠鏡の写真を紹介していただきました。同じく赤茶色の惑星である火星の
風景にそっくりです。さらに、星の一生やガスが衝突して新しい星が誕生しつつある姿を
説明していただきました。写真の紹介が終わった後は、大浜さんへの質問会!たくさんの
子ども達が、「どうしてチリにあるの?」「北極星は見えるの?」など興味深い質問を
してくれました。
最後は、宇宙から星を見る「太陽系の姿」。太陽系の惑星の名前とその姿を確認。
そのまま太陽系を飛び出して、天の川銀河を眺めつつ、宇宙の果ての大規模構造まで
宇宙旅行、そこからたくさんの銀河や星たちの中をくぐり抜け地球へ無事着陸しました。
科学ライブショー「ユニバース」は、毎週土曜日に様々なゲストをお招きして
科学にまつわる最新の話題をお届けしています。
ぜひ、科学技術館4階・シンラドームへお越しください。