5月13日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、大朝由美子(埼玉大学)が案内役を務め、
お送りしました。
まず、「季節の星空」のコーナーです。
本日は雨模様ですが、もし晴れていたら、日が沈むと、西の空に冬の大三角をみることが
できます。
時間を進めて夜中の1時頃の空でペアで輝く月と土星、春の大曲線や夏の星々も
紹介しました。
次に「ライブ天体観測」のコーナーです。
アメリカのヤーキス天文台で撮影された土星や子持ち銀河、リング状星雲を紹介しました。

図:土星
「ゲストコーナー」では、秋田谷洋さん(茨城大学宇宙科学教育研究センター)に
「偏光(へんこう)でみる宇宙」と題してお話をしていただきました。
まずは理屈抜きに、会場のお客さまに配った偏光板を使って実験してみます。
アシスタントが会場の正面で大きな偏光板を掲げました。
そこに会場のお客さまが持っている偏光板をまわしながらかざしてみます。
すると、偏光板の向こうにいるアシスタントが消えたり現れたりしました。
みなさんは、光は波である。という話をきいたことがあるでしょうか。
光が持つ波の性質は偏光板を通して観察することができます。
偏光板を通した光は波の向きが一方向になります。
そこに、向きが90°ずれた偏光板をかざすと光が通り抜けずに暗くなるのです。
偏光板を使うことで、窓ガラスや水面の反射や虹といった生活の様々な場面で偏光を
観察することができ、サングラスやカメラのフィルターなどの道具にも応用されています。
虹の偏光についてはhttp://home.hiroshima-u.ac.jp/akitaya/research/memo/polarized_rainbow.htmlで紹介しています。
そして、偏光は宇宙の観測でも使われています。
偏光板を備えた装置を望遠鏡に取り付けることで星雲などを照らす天体を特定したり、
偏光を起こす天体の性質を調べることができるそうです。
最後に、太陽系を飛び出し銀河を抜けて「宇宙の果てへ」。宇宙遊泳を堪能し、
科学技術館に帰ってきたところで本日のライブショーは終了です。
本日のような雨の日は星空を見るのは難しいですが、シンラドームで映す空は
いつでも晴れです。
科学ライブショー「ユニバース」は毎週土曜日に科学技術館4階、シンラドームで
お届けしています。雨の日でも是非お越しください。