5月20日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、野本知理(千葉大学)が案内役を務め、ゲストに三浦昭さん(宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所)を迎えてお送りしました。三浦さんから「宇宙の音楽との出会い ― 今の体験はきっと将来役に立つ(かな?)―」というお話をしていただきました。

三浦さんは、高校生の頃ラジオから聞こえきた音楽である「ドーン・コーラス」から宇宙の信号を音に変えるということに興味を持ったのだそうです。本日はこの3月に国際科学映像祭にて上映され、最優秀賞となった「磁気圏の小箱」が上映されました。この「磁気圏の小箱」では、オーロラにも関係する、地磁気の乱れ方を表しているK指数、KP指数、JAXAが打ち上げた衛星「あけぼの」のPWSを音楽に変換してドーム映像とともに紹介されました。2017年に打ち上げられたジオスペース探査衛星「あらせ」の音の紹介もありました。

今日は他に「分子の世界」「恒星間飛行」「重力の不思議」のコーナーをお届けしました。「恒星間飛行」では色々な星に飛びその時の星空の紹介です。

科学ライブショー「ユニバース」が行われるシンラドームは来週から改修に入るため、今日は改修前最後にシンラドーム上映でした。7月には改修後のシンラドームがお披露目されます。リニューアル後も土曜にはライブショーがありますので是非お越しください。