3月10日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、亀谷和久(国立天文台)が案内役を務め、筑波大学から中澤暦さんをゲストにお迎えしてお送りしました。中澤さんには、「壊れても勝手に直るの?『プログラム自己組織化』」と題してお話をしていただきました。

自己組織化とは、私たちが手を加えなくても、自然に秩序のある構造ができる現象のことです。
雪ができるときに、自然にきれいな結晶になる現象や、キリンの体の柄が勝手に縞模様になる現象などが自己組織化の例です。汚れを落とすための洗剤など、私たちの日常生活でも様々なところで自己組織化は利用されています。
最近ではその自己組織化を制御できるようになり、ひとつひとつの成分をどこに持っていきたいか、というところまでプログラムできるようになってきています。それが、プログラム自己組織化です。イラストや動画で分かりやすく解説していただきました。
私たち人間の身体の中にあるDNAは、プログラム自己組織化を簡単に行っているそうです。
長いDNAに短いDNAをくっつけることによって作りたい構造を作ることができる、DNAorigamiという研究を紹介していただきました。注目すべきは、非常に小さいスケールで正確にものづくりができるようになったという点で、DNAorigamiは医療関係でも注目されています。将来的にとても小さなスケールでパソコンなどが出来上がったりするかもしれない、ということでした。

「ライブ天体観測」のコーナーでは、アメリカのシカゴ郊外にあるヤーキス天文台とインターネット中継をつなぎ、ヤーキス天文台にて撮影されたオリオン座や、オリオン大星雲、黒目銀河の写真を見せてもらいました。

図:黒目銀河

今回は上記のコーナーのほかに、「本日の星空」「太陽系の姿」「宇宙の果てへ」「重力の不思議」のコーナーをお送りしました。
科学ライブショー「ユニバース」では、毎週様々なゲストをお迎えして科学の話題をお送りしています。ぜひ科学技術館4階シンラドームへとお越しください。

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