3月10日@科学技術館

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「太陽系の姿」では、もし地球の進む速度が少し速かったりや遅かったりしたらどのようになってしまうか、をみました。また、もし太陽がなくなってしまったら太陽の周りを回っている地球を含む惑星達はどうなってしまうのかということもやりました。
「ライブ天体観測」では今回は残念ながら曇りでしたが、エスキモー星雲などの天体写真を見ました。
「分子の世界」では塩の結晶が温度によってどのように変化するかをコンピュータでシミュレーションしました。温度が低いときには固体の状態で分子同士の動きが少なく、逆に高温になると激しく動くようになって液体などになるということでした。
「ゲストコーナー」では海老沢 研さん (宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部 宇宙科学情報解析センター)に来て頂きました。「データアーカイブス」と呼ばれる、誰でも自由に使用できる公共のデータ図書館のようなものを作っていらっしゃいます。昔は観測したデータを誰もが自由に使用できる訳ではありませんでしたが、これらのデータアーカイブスのおかげで今日は誰でも使用できるようになりました。今回はX線観測におけるデータアーカイブ化についてお聞きしました。今日では、世界中の研究者が日本の科学衛星データアーカイブスを使って、たくさんの成果を発表しています。