7月7日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、野本知理(千葉大学)が案内役を務め、ゲストには村上豪さん(宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所(JAXA/ISAS))をお迎えしてお送りしました。

「分子の世界」のコーナーでは、今日も身近な分子の世界をのぞきました。
「恒星間飛行」のコーナーでは、あたり一面に星空が浮かびました。
今日は七夕ですね!満天の星空には天の川やこと座のベガ(織姫)、わし座のアイルタイル(彦星)も見ました。
地球から一番近い「αケンタウリ」から見た星空は、地球から見た星空とは異なります。
また、紀元前1000年の星空は、今とほとんど変わりませんが、もっと昔の星空をシミュレーションすると、全然違った姿を見ることができました。

続いて、「重力の不思議」のコーナー。太陽系には8つの惑星があります。現実にはありえないことですが、これらの惑星は、太陽がなくなってしまったり、増えたりするとちょっと変わった動きをします。
お客様が決めた設定でシミュレーションを行うと、いつも歓声が上がります。

最後は「ゲストコーナー」
ゲストの村上さんには「打ち上げ間近!太陽系イチ過酷な水星探査に挑む」と題して、水星研究の最前線についてお話しいただきました。

太陽の最も近くを回る惑星、水星。見た目は「月」とよく似ていますが、昼は430℃の高温になり、一方で夜になると-170℃の低温になるという過酷な惑星です。
太陽に最も近い惑星なのにも関わらず、たどり着くには7年もかかるそう。
水星に行ったことのある探査機は今まででは2つしかありません。
いまだ、なぞだらけの水星ですが、現在「ベピコロンボ」という水星探査計画が進行中です。

日本のJAXAとヨーロッパのESAが提携し、2018年10月に水星探査機を乗せたロケットを打ち上げ、2025年12月に水星に到着させる予定です。
ロケットには「水星表面探査機(MPO)」や、「水星磁気圏探査機(みお)」が搭載されます。
「みお」はJAXAが作ったもので、村上さんが計画に携わっています。
現在はフランス領ギアナで、探査機を組み立てるなど、打ち上げの準備が行われているそうです。

一緒に同じロケットに乗って打ち上げられた探査機は、水星にたどり着くと離れ離れになり、それぞれの役目を果たします。
「みお」は長いアンテナを伸ばして、くるくると回転しながら水星のまわりを探査するそうです。

水星までの旅が無事に成功することを願うばかりですね!
水星について、まだ明らかになっていないことがわかる日が来るのが楽しみです!

科学ライブショー「ユニバース」では、毎回様々なゲストをお迎えしてお送りしています。
科学技術館へお越しの際は、ぜひ4階シンラドームへお立ち寄りください。

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