11月29日@科学技術館

投稿者:

本日の科学ライブショー「ユニバース」は、野本知理(千葉大学)が案内役を務め、
上演いたしました。
最初は立体オーロラ映像を上演しました。アラスカで撮影してきた映像を2つ重ねる
ことで、立体的な映像を可能にしています。12月20日には、この映像を撮影された
片岡さんが案内役として登板するので、オーロラの撮影時のお話を直接聞ける貴重な
機会となります。ぜひ、当日は科学ライブショー「ユニバース」にお越しください。
このオーロラは、空気中の酸素が太陽のエネルギーを受けて光ることで見ることが
できます。「分子の世界」のコーナーでは、酸素などの非常に小さい分子を
シミュレーションによって紹介しました。酸素や水などの身近にある様々な分子の
様子や、温度による様子を変化させてみました。温度が高くなると分子の構造が
普段とは大きく変わってしまうことは、意外だったのではないでしょうか。
「恒星間飛行」のコーナーでは、地球以外から見た夜空の様子を紹介しました。
太陽系から一番近い恒星では、その夜空は大きく変化していませんでしたが、
太陽系から非常に離れた恒星では、夜空の様子は随分と変わっていましたね。また、
紀元前や人類が生まれた頃までさかのぼっても、夜空の様子は今とはずいぶん
変わった形になっていました。いつかは様々な星へ旅行に出て、色々な夜空を
眺めることができるようになればいいですね。
そして「太陽系の姿」のコーナーでは、太陽をなくしてみたり増やしてみると
どうなるかをシミュレーションしてみました。複数の太陽を加えてシミュレーションを
行なった際には、予想できない不思議な動きをする星々の様子が映し出され、
客席からは笑い声が上がる場面もありました。
科学ライブショー「ユニバース」では、毎週様々な科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館にお越しの際は4階のシンラドームにもお立ち寄り下さい。