12月8日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、野本知理(千葉大学)が案内役を務め、ゲストに今田大皓さん(Laboratoire de l’Accelerateur Lineaire)をお迎えしてお送りしました。

最初は「ゲストコーナー」から始まりました。フランスで研究をしている今田さんと中継をつないで「宇宙の始まりを観る望遠鏡をつくる」と題してお話しいただきました。
日本は午後2時ですが、フランスはというと…なんと朝の6時!朝早くから参加していただきました。
今田さんの所属は日本語で言うと直線加速器研究所。電子と陽電子を世界で初めて衝突させたことで有名な研究所で、フランスの北のほう、パリから電車で1時間ほどの距離のところにあるそうです。
「日本の研究室とフランスの研究室での違いは?」という質問に今田さんは「朝はコーヒーを飲むところから始まります」と答えてくれました。日本とフランスでは、研究室の中も雰囲気や文化が違うのですね。
フランスでの研究生活について教えていただいた後は、今田さんが行っている研究について教えていただきました。
宇宙は、約138億年前熱い火の玉から始まって、膨張して現在に至ったと考えられています。現在でも宇宙誕生 38 万年後の光を電波として捉えることができ、そのころの
宇宙の温度にムラがあったことがわかっています。この温度のムラをこれまでの観測よりも詳細に観測することで宇宙誕生直後から熱い火の玉に至るまでの宇宙の様子を知るための手掛かりが得られるといわれているそうです。
今田さんはこの宇宙の始まりを観るための衛星計画 LiteBIRD に関わり、LiteBIRD に搭載する望遠鏡の研究開発をしています。LiteBIRDは日本が主導して進めている計画で、今田さんのいるフランスをはじめ、欧米の様々な国と協力して打ち上げ目標は2027年だそうです。完成が待ち遠しいですね。

ゲストコーナーの次は「分子の世界」へ。
身近にある水や調味料をつくっている分子の姿を見ていきました。単純な形の分子や複雑な形の分子など、いろんな分子があることが分かりました。さらに、塩の熱運動のシミュレーションも行いました。

最後は「重力の不思議」のコーナー。
太陽とその周りを回る惑星たちの重力による運動について、地球の動く速さを変えたり、太陽を消したり増やしたりと様々なシミュレーションを行いながら見ていきました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお呼びして科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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