8月31日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、亀谷和久(国立天文台)が案内役を務め、ゲストに相馬央令子さん(JAXA宇宙科学研究所)をお迎えしてお送りしました。

本日のライブショーは科学技術館の前からスタートし、今夜見える星空や惑星を紹介していきました。
夏にはっきりと見られる天の川を中心とし、さそり座や天の川を挟む夏の大三角のこと座・はくちょう座・わし座を見ました。

「太陽系の姿」のコーナーでは、宇宙へ飛び出し、月や太陽系の惑星をひとつずつ見ていき、リュウグウについても紹介しました。

続いて「宇宙の果て」のコーナーでは太陽系を飛び出して、天の川銀河やさらにその外側の銀河、宇宙の大規模構造を見てから、再び地球まで戻ってきて「ゲストコーナー」に移りました。

「ゲストコーナー」では、相馬央令子さんに「未来の電気は宇宙でつくる ~宇宙の発電所SPS~」と題してお話していただきました。
発電の方法の一つとして、環境に考慮した太陽光発電があります。太陽の光をエネルギーに変換し、発電するシステムです。
最近では家庭でも普及し、屋根に太陽光パネルがついているご家庭もあるのではないかと思います。
しかしながら、天気が悪いなどどいったことで太陽光発電もなかなか効率的には行えない状況であります。
そこで考えられているのが「宇宙の太陽光発電所」です。
宇宙に太陽光パネルを設置すると、天気の影響も受けず、また夜が存在しないため、常に発電を行えます。
加えて、宇宙では、地上の10倍の日射エネルギーがあるため、たくさんの発電が期待されています。
そのため、宇宙空間に大きな太陽光パネルを設置し、ケーブルでなく「電波」で電気を送ろう!というのが、太陽発電衛星(SPS)計画です。
今回のライブショーでは、無線機から出た電波を、レクテナとよばれる受信機で受信しLEDライトを光らせる実験を行い、電波で電気が送れることが分かりました。
宇宙空間に巨大なパネルを設置することは簡単ではなく、今のロケットでは1000回くらい打ち上げてパネルを組み立てなければいけません。
2050年ごろに実現を目指しており、まだまだ時間はかかりますが、技術の進歩が待ち遠しく感じました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお呼びして科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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