2月5日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、亀谷和久が案内役を務めました。

最初のコーナーは、科学技術館の正面入り口の写真から始まり、本日見える星座を紹介しました。今の時期は、南の空に多くの冬の星座を見ることができます。オリオン座、おおいぬ座、こいぬ座、この3つの星座の一等星を結んでできる冬の大三角、3つの星座に加えて、ふたご座、ぎょしゃ座、おうし座の1等星を結んでできる冬のダイヤモンドを紹介しました。冬に見える星座には1等星が多く、南半球で見えるものも含めた21個の1等星のうちの約3分の1を見ることができます。さらに、南の空のかなり低いところには、りゅうこつ座の1等星のカノープスを見ることができます。中国では、カノープスを見ると長生きできるという言い伝えがあるそうです。視界が開けているところに行ったときは見てみたいですね。

次の「太陽系の姿」のコーナーでは、地球を飛び出して、太陽系の惑星を紹介しました。まずは、昨年民間人が滞在したことが話題になった国際宇宙ステーションを紹介しました。国際宇宙ステーションは、地上から見ることができます。JAXAのホームページでは、地上から国際宇宙ステーションを見られる時間を紹介していますので、ぜひ見てみましょう。少し地球から離れていき、本日地球と太陽と土星がほぼ一直線に並んでいるのを見ることができました。さらに遠ざかり、天の川銀河、宇宙の大規模構造まで確認して、地球に帰ってきました。

「重力の不思議」のコーナーでは、太陽系の惑星の運動を紹介しました。太陽系の惑星は、同じ方向に丸い軌道を描き、太陽に近い惑星が一番早く回っていることがわかりました。そして、地球の公転の速度を速くした時、太陽がなくなった時、太陽と同じ重力を持つ天体が飛び込んできた時、どのように太陽系の惑星が運動するのか、シミュレーションを通して体験しました。

現在は定員を半減した31名でお送りしており、来場者の皆様には大変ご迷惑をおかけしております。
科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々な科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

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