いつも科学技術館4階シンラドームで実施している科学ライブショー「ユニバース」ですが、シンラドーム改修工事により、今日は4階実験スタジアムLにて実施しました。本日の科学ライブショー「ユニバース」は、亀谷和久(国立天文台)が案内役を務め、ゲストに黒ラブ教授(よしもとクリエイティブ・エージェンシー、国立科学博物館認定サイエンスコミュニケータ)を迎えてお送りしました。
黒ラブ教授はお笑いには多くの人を笑顔にする力があると気が付き、お笑いの仕事を始め、ご自分の研究とサイエンスコミュニケーターとしての仕事を両立させているそうです科学ライブショー「ユニバース」では「タメになる理系お笑いライブ」というお笑いライブをしていただき、終始笑いの渦が巻き起こっていました。ライブでは”りんごは食べる前には一度落とすか”などの「本能的に理系かどうかわかるアンケート」と理系専門用語を日常会話に潜ませお小遣いアップを狙う「お小遣いをアップする方法 日常に専門用語をひそませる」を披露していただきました。最後のオチは純粋な研究者には思いつかないようなどんでん返しを仕込んでおり、アッと言わされました。
今日は他に、「太陽系の姿」「ライブ天体観測」「宇宙の果てへ」「重力の不思議」を行いました。
「ライブ天体観測」では、ヤーキス天文台から球状星団M12や銀河NGC4565などの写真が届きました。今日のシカゴは暑く、よく晴れているそうです。
図:NGC4565
「重力の不思議」では、太陽系に複数の太陽が現れたら?地球の公転速度が速くなったら、一年の長さはどう変わる?などをシュミレーションしました。どうなると思いますか?
科学ライブショー「ユニバース」はドーム改修完了までは休演しておりますが、6月24日(土)は科学技術館4階、実験スタジアムLにてお届けします。ユニバースが科学技術館内のシンラドーム以外で実施されるのは20年に数回程度です。是非レアな科学ライブショー「ユニバース」にも足を運んでみてください。4階シンラドームでの実施再開は7月22日を予定しております。