6月10日@科学技術館

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「太陽系の姿」では、本日は「時の記念日」ということで、時間についてのお話をしました。地球の自転から、南中から南中までの時間を一日とする定時方、江戸時代では昼間の時間を六で割ったものを一単位時間とする不定時方があるそうです。現在では、原子時計を使って時間を決定しています。
「ライブ天体観測」では、ヤーキス天文台は雨でしたので、2,3日前に撮っていただいた木星や冥王星の画像を見ていただきました。
木星
「ゲストコーナ」では、銀河と銀河団についてお話ししていただきました。銀河と銀河の間には数千万度の高温の気体があり、この気体からX線が出ています。この気体の温度から銀河団の質量を知ることができます。これによると、銀河団には、星と高温の気体のほかに暗黒物質が存在しているそうです。2005年に打ち上げに成功したX線天文衛星すざくが良い成果を上げているそうで、結果に期待したいですね。