宙博(ソラハク)特別番組企画として、案内役の半田利弘(東京大学)と共に科学ライブショー「ユニバース」をお送りいたしました。
まず、地球を飛び出して、宇宙の果てまで宇宙見学に出かけました。
私たちの住んでいる地球は太陽系の一部であり、太陽を中心に惑星が公転しています。よく見るとその公転は、内側の惑星ほど速く回っているようです。内側の水星から順番に8つの惑星を巡っていくと、最後は海王星です。冥王星はなくなったのでしょうか?いいえ、冥王星軌道付近では、多くの小惑星が存在して、黄道面に沿っておらず、形も少し歪んでおり、8つの惑星とは異なります。6年前にこれらを準惑星と分類にしました。ですので、現在も空を見上げれば冥王星は存在します。
ところで、太陽系を200億分の一にすると、太陽は7cmのボールくらいになります。では、地球はどのくらいでしょう?正解は0.7mmです。では、その地球と太陽の距離は?実際には、1.5億kmですので、200億分の一では7.5mほどになります。
このように縮小させて考えると、宇宙の広大さが身近に感じることが出来ると思います。
興味をお持ちになった方はぜひ「実感太陽系」のページをご覧ください。
本日「ユニバース」は特別番組ということでお送りしましたが、毎週土曜の14:00からと15:30からの二回で、科学ライブショー「ユニバース」を上演しております。
今回参加できなかった観客の皆様も、ぜひ「ユニバース」に興味をもっていただけたら、ぜひお越しいただければ幸いです。
10月31日@科学技術館 「宙博(ソラハク)2010」特別番組
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