11月17日@科学技術館

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本日は、案内役に矢治健太郎(立教大学)、ゲストに林左絵子さん
(国立天文台ハワイ観測所)をお招きして上演しました。
林さんにはハワイ観測所のヒロのオフィスから、ネット中継
ご出演いただき、すばるの最新の装置と観測成果についてお話して
いただきました。Hyper Suprime-Camという高さ約3メートル、
重さ約3トンの非常に大きな装置が来年から本格的に動き出します。
この装置は、満月9個分の広さの夜空を一度に撮ることができ、
現在の装置よりも広い視野で効率の良い観測が可能になります。
Hyper Suprime-Camによる観測結果が楽しみですね!
すばる望遠鏡による最新の観測成果についても紹介していただき
ました。ケンタウルス座にある恒星(PDS70)の周りにあるガスと
塵でできた円盤に大きな溝がある事が明らかになりました。この
溝の中には複数個の惑星が存在している可能性があるそうです。
最新のトピックとして、案内役からは2012年11月14日のオースト
ラリアのケアンズでの皆既日食を紹介しました。現地で撮られた
皆既日食の写真、「ひので」衛星で撮られた皆既日食動画を紹介
しました。また、科学技術館からみた秋冬の星空を紹介しながら、
星座にまつわる物語のお話をしました。
皆さんは、アンドロメダとペルセウスの物語をご存じですか?
最近はもうすっかり寒くなりましたが、星空にちりばめられた
数多の素敵な物語や未知なる可能性に思いを馳せながら、夜空を
見上げるのも良いかもしれませんね。