8月17日@科学技術館

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本日の科学ライブショー 「ユニバース」では、矢治健太郎(宇宙科学研究所)が案内役を務めました。

ライブショーではまず、ドームいっぱいに映し出される太陽系の惑星たちを紹介しました。
皆さんは地球の11倍も大きい木星が一周するのには長い時間がかかると思いますか?
実際に、木星にひと際目立つ大赤斑を目印に一周するのにかかる時間を数えてみると10時間程度です。そのため、木星表面の風速はとても大きくなり表面がシマシマに見えるのです。普段何気なく知っている太陽系の惑星にも知らないことや発見があり、子どもから大人まで楽しめる話題で大変盛り上がりました。

次に、「最近の太陽活動」では近日最も活動が活発だった8月5日の太陽の様子をご覧いただきました。この時連続で発生していた太陽フレアや、非常に多くの黒点が増えていたのが観察できました。

続いて、夏に見える星座について紹介しました。少し過ぎてしまいましたが七夕で有名な星を皆さんはご存知ですか?
こと座の一等級のベガは織姫星と呼ばれ、わし座の一等級のアルタイルは彦星と呼ばれています。そして、はくちょう座の一等級のデネブを結んで夏の大三角と呼びます。

JAXAの「火星衛星探査計画(MMX)」プロジェクトの紹介をしました。火星の衛星であるフォボスに探査機が着陸し、フォボスの表面のサンプルを採取し持ち帰るプロジェクトが2026年に行われる予定です。実際の探査機やローバーの写真を直接撮ったものも紹介しました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎回さまざまな科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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