9月14日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」では、日下部展彦(アストロバイオロジーセンター)が案内役を務めました。

まず「季節の星空」のコーナーでは、地上から見た星々を紹介していきました。
未だに夏の暑さが続いている今日この頃ですが、秋の星座や天体は夜空に煌めています。
ペルセウスやアンドロメダ、くじら、ペガススなど神話としても有名な星座達、
太陽と反対の位置にあり見えやすくなっている土星、そして9月17日に中秋の名月を迎える月を見ていきました。

中秋の名月の日と実際の満月の日は異なることがあり、実際今年の満月の日は翌日の18日です。
なぜこのようなことが起こるかというと、中秋の名月が新月から15日目の月を指しているからであり、地球と太陽、月が一直線に並ぶ瞬間(満月)がある日とずれることがあるためです。

次に地球を飛び出して宇宙から星々を見ていきました。
地上から見た星座の形は地球から離れていくとどのように変化するのか?
この問いを観客の皆さんと一緒に考え、実際にドーム内で確認していきました
遠い星座を形作る恒星たちも太陽と同様に惑星を持っていおり、
1951年にペガスス座の51番星で見つかったのを皮切りに
今まで多くの系外惑星が見つかっています。
生物が存在する可能性のある惑星の捜索が現在進められており、
最近では太陽より暗く質量の小さい恒星の惑星系の調査が盛んです。
ドーム内で太陽の質量を小さくするシミュレーションを行い、惑星がどのような速さや軌道で回るのかを確認して今回のライブショーは終了しました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎回さまざまな科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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