12月17日@科学技術館

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今週のユニバースはとてもご家族連れが多くて和やかな雰囲気でした。
太陽系の姿」では太陽系にとつぜん他の太陽と同じくらいの質量の恒星がやってきたときをシミュレーションで再現してみたことろ会場から驚きの声がもれていました。
ゲストコーナー」では国立極地研究所の田口 真さんに「オーロラちょい知識」と題してオーロラの見方から最先端の研究までご紹介していただきました。
オーロラのあの美しい色は、実は窒素や酸素といった身近な分子や原子から出ていること、空全体がオーロラで埋め尽くされて、空のオーロラのでない部分がオーロラに見えてしまう「ブラックオーロラ」があるということがとても印象的でした。また、実は南極の昭和基地とアイスランドは地磁気では1本の磁力線で結ばれているということ、オーロラの光を分析することで地球のとても高い高度の大気の状態が調べられるということがとても興味深かったです。
オーロラはとてもきれいなだけでなく、地球の大気や磁場についてのいろいろなことがわかるんですね。