2月14日@科学技術館

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今日の「ユニバース」(案内役:半田利弘(東京大学))は「太陽系の姿」「ゲストコーナー」の二本立てでお送りしました。
「太陽系の姿」では、惑星や小惑星のお話のほかにも、天の川銀河の中心にあるブラックホールについても解説しました。目で見える光だけでなく、赤外線で観測すると見えてくる星の動きから中心に太陽の200~300万倍もの質量が存在していることがわかり、ブラックホールがあると予測できるそうです。
「ゲストコーナー」では、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の亀谷和久さんにお越し頂きました。望遠鏡の視力を良くするためにはその口径を大きくしなければいけないのですが、電波用の望遠鏡だと、望遠鏡を並べることで、その並べた長さと同じだけの直径の望遠鏡として扱うことができるそうです。
既に世界各地にそういった望遠鏡が設置されているそうですが、地球上にある限りは地球の直径より大きな望遠鏡を作ることが出来ません。亀谷さんは、望遠鏡を宇宙に打ち上げることで、物凄く大きな望遠鏡を作るお仕事をなさっているとのことでした。