9月22日@科学技術館

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暑いなか本日も大勢のお客様に来て頂きました。
「太陽系の姿」で現在の時刻の地球の明暗を確認してから「ライブ天体観測」で夜のヤーキス天文台(シカゴ)から送られてきたM13とM57の写真を見ました。こと座にあるM57は写真でみるとただの丸い白い球ですが、コンピュータでどこが明るいのか色分けしてみると、環状星雲であることがわかります。天体の写真を眺めるだけでなく、光の強さなども一緒に調べてみるとより深く理解できます。みなさんも挑戦してみてください。

「ゲストコーナー」では、神戸大学の野本先生に「恒星間宇宙旅行の風景は?」と題してシミュレーションをしていただきました。光速に近い速度で宇宙を旅行すると、進む方向に物体が集中していくように見えます。これはここでしか見れないのでみなさんもぜひお越しください。
2回目の「ゲストコーナー」では「光と分子」と題してインクや光の違いによって見え方が違うことを実験で紹介していただきました。分子の光り方の違いによって光触媒など色々な応用ができるそうです。新しい発見が待ち遠しいですね。
図:ヤーキス天文台から送られてきたM57の画像