9月15日@科学技術館

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本日は3連休の初日ということで大勢のお客様がお越しになりました。
「太陽系の姿」では、やぎ座やペガスス座などの秋の星座を紹介しました。
「ゲストコーナー」では、九州大学の篠原学先生に「宇宙天気ってなに?」というお話を紹介していただきました。地球の周りには何もないように見えますが、実は地球の天気と同じように「宇宙天気」というものがあるそうです。太陽をX線や紫外線で見てみると、フレアと呼ばれる大きな爆発を見ることが出来ます。このフレアが起こると、二つの嵐が起こります。一つは放射線の嵐で、「宇宙のふぶき」と呼ばれています。人工衛星のカメラに映った嵐はまさに吹雪のようになります。もう一つは電気の粒による「オーロラの嵐」です。この二つの嵐は宇宙飛行士の健康に悪影響を与えたり人工衛星の故障を引き起こしてしまうそうです。また、宇宙旅行の時代が来たときには宇宙の嵐を避けることが必要になります。そこで、篠原さんが担当をする「宇宙天気ニュース」というサイトがあり、そこから宇宙の天気の様子を知ることが必要となっていきます。未来の天気予報には宇宙の空模様も加わっているかもしれませんね。