12月13日@科学技術館

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みなさんの生まれ月に対応する星座はなんですか?星占いに登場する12星座はたくさんある星座の中から黄道面にあるものを選んで決められています。地球から見ると惑星はこの黄道面を通っているように見えます。黄道面から外れている冥王星は2006年に準惑星になりましたね。
さて、星座は私たちが見ている形で宇宙に存在しているのでしょうか。星座を線でつないだまま太陽系から遠く離れていくと1万天文単位あたりで、形が崩れ始めます。地上からだと平面に見える星座も様々な距離に存在しているのですね。
アンドロメダ座にある、アンドロメダ銀河は渦巻形です。では、「渦巻形で、地球上に存在するもの」というとみなさんは何を思いつきますか?本日のゲストコーナーでは柳瀬 亘さん (東京大学 気候システム研究センター)に「スーパーコンピューターで天気をつくる」についてお話をしていただきました。シミュレーションだと、色々な場所の色々なデータを自由に使うことができます。山を失くしてみたら?この台風を消してみたら?など色々なことができるそうです。さらにスーパーコンピューターを使うとより細かいシミュレーションができるそうです。
ユニバースでも銀河衝突などさまざまなシミュレーションを行っています。条件は毎回お客様と一緒に考えるのでさまざまな形の銀河が形作られます。今回のシミュレーション条件では円盤状の銀河ができます。時には台風と同じ渦巻形もできます。銀河と台風、違うものなのに同じ形になるなんて興味深いですね。