1月17日@科学技術館

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新年も明けて、受験生の皆様はセンター試験などの追い込みに大変な時期となりました。本日は晴天に恵まれてたくさんのお客様にお越しいただきました。
本日の案内役は矢治 健太郎(立教大学)です。太陽系の惑星を紹介し、特に今年は世界天文年ということで、ガリレオ・ガリレイが発見した木星のガリレオ衛星や土星の輪についてお話しました。太陽の活動について、国立天文台の最新の太陽画像やひので衛星が撮影した太陽の黒点やプロミネンスの画像等を交えて説明をしました。しかし最近は太陽の活動があまり無いそうです。太陽の表面にも黒点などがあまりなく、のっぺりとした印象でした。
次に地球に下りて、今晩の星空を紹介しました。そして太陽系を飛び出して恒星間飛行、さらに銀河の世界へと見ていきました。銀河には太陽系が属する天の川銀河に似たアンドロメダ銀河や帽子の形に似たソンブレロ銀河、2つの銀河が衝突している触角銀河など様々な特徴を持った銀河があります。そのような銀河たちが作り出している宇宙の大規模構造を紹介し、地球へと戻りました。いつの日にか、こんな宇宙旅行が出来るようになるといいですね。