5月9日@科学技術館

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今日は天気も良くポカポカした日ですね。本日もたくさんの方々にお越し頂きました。
「太陽系の姿」では、お客様と一緒に太陽から順に惑星の名前当てゲームをしました。正解者には天体写真の載ったお土産名刺がプレゼントされました。
「ライブ天体観測」のでは、アメリカ シカゴのヤーキス天文台にいるビビアンサンさんに登場してもらい、ビビアンさんが撮影した土星、月、M64、M104の画像をお客様に見ていただきました。土星の衛星がくっきり見える画像も見ることができ、名前も覚えることもできました。
「ゲストコーナー」では、柴田一成先生(京都大学 大学院理学研究科附属天文台 台長、京都大学 宇宙総合学研究ユニット ユニット長)にお越しいただき、「太陽と宇宙天気予報」をテーマに、太陽の活動のお話をしていただきました。
 太陽を特殊な方法で観測すると、表面に黒い斑点が見えます。
これを「黒点」と呼んでいます。
黒点は活動が活発なところで、そこで磁気エネルギーを解放しているのです。
この磁気エネルギーによって噴出した磁気プラズマ雲は、
勢いがあるときは地球まで届きます。
皆さんはこの磁気プラズマ雲が地球に届くと何が起こると思いますか?
実はオーロラとして見えます。あの美しく輝くカーテン状のオーロラは、太陽の贈り物だったんですね。太陽からの磁気は、ときに停電を起こしてしまうなど、いたずらもあるようで、今後、太陽の活動も含めて宇宙天気予報ができるように研究がされています。
 未来の天気予報は、地球の天気だけではないかもしれませんね。