1月16日@科学技術館

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亀谷 和久(JAXA, ISAS)が案内役として太陽系と金星探査機のお話をしました。
金星は公転周期が224日、自転周期が243日、気圧が90気圧(地球は1気圧)、大気の96%が二酸化炭素(地球は約80%が窒素で、約20%が酸素)という星です。探査機「あかつき」は金星まで調査に向かいます。
「あかつき」と同時に小型の相乗り衛星として小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」も打ち上げられます。「イカロス」は超薄膜の帆を広げ太陽光圧を受けて進むことができるかどうかを実験する宇宙船です。超薄膜の帆は宇宙空間で「イカロス」が回転することで開かれます。
また、帆に薄膜の太陽電池を貼り付けることで発電できるかについても同時に実証実験を行います。
「あかつき」は今年の夏打ち上げ予定です。
今、JAXAのWEBページでは「君も太陽系をヨットに乗って旅しよう!」 というキャンペーンが行われています。本キャンペーンは「イカロス」にメッセージや自身の名前をのせられるというものです。このキャンペーンハ3月14日まで行われています。皆さんも「イカロス」を応援し、自身の名前をのせて、宇宙の大海への大航海を行ってみませんか。