8月10日@科学技術館

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“暑い”のか”熱い”のか分からないほどの残暑の中、本日の科学ライブショー
「ユニバース」は大朝由美子(埼玉大学)の案内でお送りいたしました。
今日の目玉は、今月12日から13日にかけて最もよく観ることができる
ペルセウス座流星群。流星群の正体は、かつて彗星が地球の公転軌道に
残していった塵などが地球大気に衝突した光です。流星群の中心となる
ペルセウス座は、深夜3時ごろに天頂に来ます。里帰りして綺麗な星空が
見えるような場所に行かれる方は、たまにはお子さんにも夜更かしさせて
あげてはいかがでしょうか?そういえば、ちょうど今月13日は旧暦の
七夕でもありますね。
続いて「ライブ天体観測」では、ヤーキス天文台で撮影したM13、M17、
M27の写真を紹介しました。ヤーキス天文台のあるシカゴは、気温20℃
という猛暑の東京からすればうらやましい涼しさですが、あいにくの
曇り空でした。事前に撮影してくださったM13は球状星団で古い恒星の
集まりです。M17は白鳥星雲ともいわれる、星たちの誕生の場です。
今日いらっしゃったみなさんは、白鳥のように見えたでしょうか??
M27は惑星状星雲で、太陽は50億年後にこのような姿になるかもしれません。


M13.png
M13
M17.png
M17
M27.png
M27

「ゲストコーナー」では、相馬央令子さん(JAXA/ISAS)に「宇宙ヨット
IKAROSの挑戦」と題してお話いただきました。
IKAROSは、2010年5月に打ち上げられた小型ソーラー電力セイル実証機です。
世界初の燃料を必要としない宇宙船で、髪の毛の1/10ほどの薄さの帆をもち、
太陽からの光を推進力にして好きな方向に進むことができます。
現在、IKAROSをキャラクターにした「イカロス君のうた」というCD/DVDが
発売中です。福島で製作されたIKAROS。この売り上げは全て震災の復興
支援のためにつかわれるそうです。
そして太陽系を俯瞰しながら、天の川銀河を超えて、様々な銀河が眺め
られるような彼方まで行き、最後に地球へと戻ってきました。
本日はお暑い中、科学ライブショー「ユニバース」まで足を運んでくださった
方々、ありがとうございました。みなさん、晴天の下、流星が見られますように!