4月30日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」では、矢治健太郎(自然科学研究機構 核融合科学研究所)が案内役を務めました。

本日の案内役が務める核融合科学研究所では、核融合に関する研究が行われています。最新の研究結果として、重水素を用いた実験で、プラズマの中の断熱層が、高温のプラズマを作り出すことができたニュースを紹介しました。さらに、核融合エネルギーについてわかりやすく説明するヘリカちゃんのアニメを紹介しました。

今回の「太陽系の姿」のコーナーでは、惑星紹介のほかに、太陽系の惑星の一つである火星に注目して最新のトピックをお話しました。火星は表面の酸化鉄によって赤い姿をしており、血の色である赤から連想して、戦の神「マーズ」の名前でも呼ばれます。火星には、フォボスとダイモスという名前の2つの衛星があります。この2つの衛星は、地球の衛星である月とは違って、でこぼこした歪な形をしています。火星探査機パーシビアランスは、火星上から見て、フォボスが太陽を通過する”日食”を観測しました。日食は、観測する探査機と衛星と太陽が一直線で並ぶ条件でしか見ることができないため、貴重な観測結果です。

「最近の太陽」のコーナーでは、最近観測された巨大黒点群の他に、4月17日と20日に観測された大きな太陽フレアについて紹介しました。最近は太陽活動が活発化している時期であり、今後も太陽フレアなどの宇宙天気現象が増えることが予想されます。「宇宙天気ニュース」というサイトでは、大きな太陽活動がまとめられてあり、太陽フレアの画像や動画を見ることができます。皆さんは、「太陽フレアの影響で電波障害や停電が予想される」といった内容のニュースを聞いたことはありますか?実際に、総務省では100年に1度の規模の宇宙天気現象がもたらす被害の想定をしています。大きな太陽フレアが発生すると、通信障害や、停電が起きたり、GPSにずれが生じるなどの現象が発生しています。総務省の情報通信研究機構が宇宙天気についてまとめた情報を出しているので、参考にしてみてはいかがでしょうか?

「本日の星空」のコーナーでは、しし座や春の大三角など春の星座の紹介とともに、明日の明け方には東の空に土星、火星、木星、金星が一直線に並ぶこと紹介しました。さらに、地球から飛び出し、太陽系も越えて、天の川銀河、宇宙の大規模構造までの紹介をしました。現在では、132億光年先の銀河まで観測が進んでいるそうです。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週さまざまな科学の話題をお送りしています。ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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