「太陽系の姿」のコーナーでは、太陽と同じくらいの質量をもった星を、地球軌道に垂直の方向から衝突させたりするとどうなるのかをシミュレーションで行いました。
「銀河宇宙の世界」では、銀河同士を衝突させるシミュレーションを、会場の中から希望者に出てきていただき、衝突させる位置などを実際に決めていただき二つの銀河をぶつけるとどのような形になってゆくのかを眺めました。
また、最近の天文ニュースとして、系外惑星の発見のお話やスペースシャトルの打ち上げなどの、7月の天文イベントのお話も聞けました。
この内容に関連して、「国際宇宙ステーション」のコーナーで、シミュレーションによる国際宇宙ステーションが出来ていく過程を見ていきました。
「ゲストコーナー」では、海上技術安全研究所の平田 宏一さんにお越しいただき、「魚ロボット」のお話をしていただきました。魚のロボットや本物の魚の写真や動画がたくさん出てきました。
魚はたくさんのヒレを上手につかって泳いでいます。そうした構造をロボットにとりいれて、急に方向を変えさせたり、更に深くもぐらせたりと様々な動きをさせることができるそうです。
マグロ型やフグ型のものや、更にはウミガメ型やアザラシ型のロボットなどがあるのですが、それらの実際に動いている様子を動画で見ることができました。本物そっくりの動作で優雅に泳いでいる様子を見ることができ、とても興味深かったです。
これからの「魚ロボット」には、自分で考えて泳ぐことや、もっと速く泳ぐことが求められているそうです。
「魚ロボット」を使うと、魚の様子を知ることができたり、故障した船の原因を探すことができたりと、海中の調査にとても役立ちそうでした。これからの開発がとても楽しみな内容のお話でした。
7月2日@科学技術館
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