科学ライブショー「ユニバース」は、1996年4月以来、毎週土曜日の午後に科学技術館(東京都千代田区)で開催されています。
以下は、2021年に行われた科学技術館での「ユニバース」の一覧です。
[1996年]
[1997年]
[1998年]
[1999年]
[2000年]
[2001年]
[2002年]
[2003年]
[2004年]
[2005年]
[2006年]
[2007年]
[2008年]
[2009年]
[2010年]
[2011年]
[2012年]
[2013年]
[2014年]
[2015年]
[2016年]
[2017年]
[2018年]
[2019年]
[2020年]
[2021年]
[今後]
2021年
月日 |
案内役 |
ゲスト
備考・要旨 |
上演
予定 |
10/30 |
平松 正顕
(国立天文台) |
なし |
太陽系の姿
季節の星空
本日の星空
銀河宇宙の世界 |
11/6 |
伊藤 哲也
(国立天文台) |
【1回目:生理学・医学賞】
内田邦敏さん
(静岡県立大学 食品栄養科学部・准教授)
「カプサイシンセンサーの発見と温度・痛みを感じる仕組みー唐辛子を食べるとなぜ熱く感じるのか?ー」
【2回目:物理学賞】
川合秀明さん
(気象庁気象研究所・主任研究官)
「気候モデルで地球温暖化を予測する!」 |
【ノーベル賞特番】
紹介ページはこちら
↓ライブ配信はこちら↓
1回目
2回目 |
11/13 |
矢治健太郎
(核融合科学研究所) |
なし |
本日の星空
太陽系の姿
銀河宇宙の世界 |
11/20 |
亀谷和久 |
なし |
本日の星空
太陽系の姿
宇宙の果てへ
重力の不思議 |
11/27 |
野本 知理
(千葉大学) |
なし |
分子の世界
恒星間飛行
重力の不思議 |
12/4 |
野本 知理
(千葉大学) |
【1回目:2019年化学賞】
松岡直樹さん
(旭化成株式会社 研究・開発本部 研究開発センター 次世代電池イニシアチブ 次世代蓄電戦略部)
「リチウムイオン電池の開発とモバイルIT社会への貢献」
【2回目:2021年化学賞】
秋山隆彦さん
(学習院大学理学部・教授)
「有機触媒とは何か?環境に優しい第3の触媒」 |
【ノーベル賞特番】
↓ライブ配信はこちら↓
1回目
2回目 |
12/11 |
平松正顕
(国立天文台) |
なし |
本日の星空
太陽系の姿
実感太陽系
銀河宇宙の世界 |
12/18 |
亀谷和久 |
なし |
本日の星空
太陽系の姿
宇宙の果てへ
重力の不思議 |
12/25 |
矢治健太郎
(自然科学研究機構 核融合科学研究所) |
ゲストなし
「クリスマスの星って、な〜に?」
※案内役によるプログラムです。 |
本日の星空
太陽系の姿
実感太陽系
銀河宇宙の世界 |
生物は絶えず環境変化に対応しながら生きています。環境温度を感じることは体温維持や体に傷害をもたらす熱や冷刺激から逃れるために重要です。私たちの身体には温度を感じるセンサーが備わっていると考えられますが、その実体は長年の謎でした。本番組ではノーベル医学・生理学賞を受賞されたDavid Julius先生らのグループが唐辛子の辛み成分カプサイシンセンサーを発見し、さらにこの受容体が温度センサーでもあることを発見した研究について紹介し、これらの研究の意義についてお話しします。
眞鍋淑郎(まなべしゅくろう)博士が、2021年ノーベル物理学賞を受賞されました。今、地球の温度は、二酸化炭素などの増加によりどんどん上昇していっています。そして、将来の地球の温度を予測するために、世界のいろいろな研究機関で、気候モデルを使ってコンピュータシミュレーションが行われています。眞鍋博士は、そうした気候モデルの基礎を作り、また地球温暖化の基本的な原理を提唱されました。気候モデルとはどういうものなのか、どうやって地球温暖化のシミュレーションが行われているのかを、最新の研究結果も交えながら紹介します。
「リチウムイオン電池の開発」によって、米テキサス大学オースティン校のジョン・B・グッドイナフ教授、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校のM・スタンリー・ウィッティンガム教授、旭化成の吉野彰名誉フェローの3氏に2019年ノーベル化学賞が授与されました。私たちの暮らしはいま、リチウムイオン電池なしでは成り立ちません。彼らが小型で長持ちする充電式の電池にたどりついた経緯をご紹介するとともに、リチウムイオン電池という夢の電池がモバイルIT機器の世界的な普及に貢献するまでの歴史を紐解きます。
右手と左手の関係にあるキラルな化合物は、匂いが異なったり、薬としての性質が異なる場合があります。そのため、一方の異性体を選択性よく合成することが必要です。これまで、キラルな化合物を合成するためには、パラジウムなどの金属錯体や、酵素などの生体触媒が用いられてきました。List博士およびMacMillan博士は、金属を含まない有機小分子が、境に優しい秀れた触媒として働くことを見出し、金属触媒、生体触媒に続く第3の触媒である「有機触媒」の有用性を明らかにしました。有機触媒は何か、また何に用いられるのか、最新の研究成果も交えて紹介します。
今日のユニバースはクリスマスにまつわる話題をお届けします。
クリスマスツリーの先端に飾られている星の飾り、「クリスマスの星」と呼ばれていますが、
イエス・キリスト降誕の物語がもとになっています。東方の3人の博士がこの「クリスマスの星」
を目指して、イエス・キリストの誕生のお祝いに出かけたということなのですが。
この「クリスマスの星」、実際に出現していたのではないかといろんな説がささやかれています。
さてさて、どんな星が「クリスマスの星」と考えられたのでしょうか?