10月6日@科学技術館

投稿者:

本日はやや肌寒くもあり、秋を感じさせる日でした。日も段々短くなってきましたね。
「太陽系の姿」では地上に降りてペガススやアンドロメダ、おひつじ座など秋の星座やひのでの撮影した画像を紹介しました。
「ゲストコーナー」では片岡 龍峰さん(理化学研究所)にお越し頂き、「宇宙天気とオーロラ」というお話をしていただきました。オーロラは実は太陽の爆発によるプラズマが磁場と一緒になって地球にやってくることが原因だそうです。また、太陽のコロナホールからは高速の太陽風が吹き出しています。太陽風の影響で発生する放射線や電子が地球を回る人工衛星に悪影響を与え、例えばGPS衛星や気象衛星に不具合がおきて私達の生活にも支障が出てきます。このような悪影響を前もって知るために宇宙天気予報が必要になります。
ところで、木星や土星にもオーロラが存在するそうです。大気に含まれる水素のせいでピンク色をしていますが、地球の大気には酸素が含まれるため緑色をしています。もし、緑色のオーロラを持つ惑星が見つかればその星には植物がいるかもしれませんね。