3月14日@科学技術館

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本日のライブショーは矢治健太郎(国立天文台)が案内役を務め、上演しました。
最初に「太陽系の姿」を上演しました。太陽系の惑星をお客さんと1つずつ見て
いきました。三鷹にある国立天文台の太陽フレア望遠鏡から見た黒点の様子も
紹介し、最後に冬や春の代表的な星座、オリオン座、おおいぬ座、しし座、
かに座を星座線や星座絵も表示しながら眺めていきました。
アメリカのシカゴにあるヤーキス天文台からインターネット中継をし、その日に
見えている星を紹介する「ライブ天体観測」をしました。今日は案内役の一人、
亀谷和久(東京理科大学)がヤーキス天文台を訪問しており、Vivianさんと
Mikeさんと一緒に登場しました。ヤーキス天文台の全天周の写真と、土星、
かに星雲、M51を紹介しました。


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図:土星
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図:かに星雲
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図:M51

本日の「ゲストコーナー」では、小野間 史樹さん(星空公団)に「夜空の
明るさからわかること~今年は国際光(ひかり)年~」というタイトルで
お話をしていただきました。夜空の明るさが明るければ明るいほど星が見にくく
なってしまいます。カメラを使って夜空の明るさを測ることで、わかりやすい
データにし様々な人に伝えています。街の明かりが上向きに行かない工夫を
することで、夜空の明るさがより暗くなるそうです。多くの人が夜空の明るさに
ついて考えてもっと多くの場所で天の川が見えるといいですね。
科学ライブ・ショー「ユニバース」では毎週様々なゲストを招いて科学に関する
内容を紹介しています。ぜひシンラドームに足を運んでみてください。